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「いろんな種類の紙を、特定のお客様ごとにカスタマイズして商品を作る。それが長岡工場のコンセプトです」と栗林さん。「紙でしか機能を果たせないものが必ずあります。お客さまに安心して使ってもらえるよう、開発、生産を進めています」と語ります。 |
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こちらは、紙製の担架。この原紙を作っているのが同社です。紙の強さと軽さ、そして折りたたんでコンパクトに保管できるという点で紙の特性が活かされています。 |
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紙スプーンの原紙も作成しています。金属のスプーンより紙の方がけがをするリスクが少ないため、介護施設などでお年寄りが食事をする際に役立っています。
ほかにも、厳しい使用条件にも耐えられる紙やすりの原紙や、水分(汗)を吸収する特性を活かして靴のインソール、60色にわたる色とりどりの折り紙など、さまざまな紙を作っています。 |
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そしてチップキャリアテープは、自動車や携帯電話などに使われる抵抗やコンデンサーチップといった小さな部品を、製造メーカーから基盤へ装着するメーカーへ運ぶのに使われる紙です。テープに開けられた穴に部品を入れて運びます。
強くてしなやかな紙の特性を活かしたこのテープが、私たちの日常に欠かせない電気製品の製造に役立っているんです。 |
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こちらがテープの原紙です。 身の回りにある電気製品は、同社のテープが部品を運んできた製品かもしれません。 |
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