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長岡のものづくり企業の優れた製品・技術を紹介する連載「知ってる!?ながおかモン」。 第1回は、長岡地域の新陽にある、株式会社片山抜型製作所のメタルの抜き型。研究開発課の課長、日根哲(ひね あきら)さんにお話を伺いました。 |
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日ごろ私たちが手にすることが多い、缶ビールやお菓子、たばこ、ラップなどのさまざまな紙箱。 これらを印刷会社が製造するのに必要なのが抜き型です。 | ||
同社は抜き型の先駆者的存在で、国内トップシェアを誇ります。他社ではできない複雑で難しい形状の型を製造したり、長岡技術科学大学と連携して商品開発に取り組んだりと実に勢力的なんです。 市のフロンティアチャレンジ補助金などを活用して研究開発を重ねた抜き型は、国内で同じものを作れるところはなく、印刷会社のみならず有名メーカーからも高評価を得ています。
メーカーと直接やりとりすることもあるそうで、絶対的な信頼感を得て、さらに意欲的な製品開発につながっていると感じました。 |
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日根さんは、「型そのものはなかなか目にする機会はないと思いますが、紙箱はどこでも目にすることができます。」 「作りが変わっているものや面白いデザインがいっぱいあるので、使い終わったら箱を展開してください。 見比べると面白いですよ。私たちも職業病でちょっと変わった箱があるとつい買ってしまって…」と最後に話してくれました。 抜き型は実に奥が深い。取材するまで知らなかった工夫やこだわり、いろいろとお話を聞くことができました。 |
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