平成26年度「長岡市新エネルギー開発支援補助金」の採択事業のうち、株式会社大原鉄工所が開発を進めている「マイクロ水力発電設備」の試作品が、長岡市内の農業用水路で実証実験を始めています。
この発電設備は、長岡の技術力と地域性を活かして開発したもので、用水路など落差の少ない水路でも効率よく発電することができます。
↑マイクロ水力発電設備
【場所】
東大新江用水路(長岡市柿町5267-3地先)
【発電設備の開発者及び概要】
株式会社大原鉄工所(長岡市城岡2-8-1)
・外形寸法:長さ8.6m×幅4.9m×高さ6.6m
・水車寸法:直径4.0m×幅1.3m
・最大発電量:5kw
【特徴】
・落差のない水路に設置が可能
・大規模な土木工事(バイパス水路等)が不要
・増水時に水車を引き上げ退避させることが可能
・開放型水路設置型の発電設備では全国トップクラスの発電効率(55%)
・景観デザインは長岡造形大学が考案
【今後の予定】
今回の実証実験を検証し、20kwの発電設備の製品化・販売に向け取り組みます。